大人になってからのアレルギー - 専業ママの美容ブログ

アトピーや花粉症、接触性アレルギーなど一言でアレルギーと行っても様々な種類があるんですよね～

体質だからある程度は付き合っていかなくてならないとは思うのですが、私のように大人になってからアレルギー体質だと自覚した場合は、どう対処していいのか分からないものですね。

最初に異変を感じたのは、息子を出産してすぐです。

手を頻繁に洗ったりアルコール消毒していたのがきっかけで、手に湿疹ができて痒くて眠れない日々が続き、我慢できずに病院に行きました。

今でこそ「手湿疹」「主婦湿疹」という言葉が一般的に知られるようになり市販薬もたくさんあるのですが、当時はそんな言葉もなく医師もあまり知識がなかったようなのです。

そこで言われたのが「これからはどんどん悪化して、触れる物が少なくなります」・・・医師がこんな残酷な言葉を簡単に発して良いのでしょうか？？

全く頼りにならないし、アドバイスもないなんて信じられなかったので自分でできることを見つけて治そうと決めて、それ以来その病院には行ってません。

こんな風に思い出しても腹が立つくらい、あの時は本当に崖から突き落とされたように気分で、「もう何もできないし、何も触れない・・・」って思ったんです。

医師の一言って本当に重いもので、慎重であってほしいと思うのと、医師だから何でも知っているという考えは捨てて、この人とは合わないし知識も浅いと思った場合は別を探すということが大切だと思いました。

主婦湿疹という手に水泡やかぶれが生じるアレルギー症状から始まり、最近では化粧品も気を遣わなくてはかぶれるものがあるので、なるべく香料などが入っていないものなどを選ぶようになりました。

湿疹が出ると、どこの皮膚科に行ってもステロイドの塗り薬を処方され、一番大切な使い方や注意事項は全く説明されないのが不思議でたまりません。

私が学生のころはステロイドの乱用時代と言われ、その怖さを医師も使う側もあまり知らなかったため、悪くなるとどんどん強いステロイドを使いしまいには皮膚がボロボロになっている子がけっこういました。

ステロイドは症状が悪化した場合にはとても効果がある優秀な薬剤だとは思いますが、長期間使うことの怖さを知っていないと間違えた使い方をしてしまう人がいると思います。

また、顔に使えるステロイドと体や手に使う物では強さが違うので、湿疹ができたからと言ってどこでも塗ってしまうと危険なのです！

できるだけステロイドには頼らないでアレルギー症状を抑えたいですが、それを教えてくれる病院がなかなかないのが現状です。

色々な物に化学物質が使われ、空気や水もきれいとは言えないのですから、アレルギーそのものを改善するのはとても難しいのかもしれません。

アレルギーは体質なので、時間が経てば徐々に良くなるという簡単なことではないようです。

幼児のアトピーなどは成長とともに改善することが多いので、適切な治療や食事療法などがとても大切なんだそうです。

しかし、私のような大人になって発症したアレルギーはなかなか完治しないので、いろいろな民間療法や病院にも通いましたが現状維持って感じが精一杯でした。

そこで、たどり着いた考えが体質を変えるという考え方なんです！

そのためには自分に合った漢方薬を見つけることが最短だと思い、いくつかの漢方医を訪ねてようやく効果がある漢方薬にめぐり会えたのです。

面白いことに同じ症状でも医師によって処方する漢方薬が全く違い、効果が出るどころか逆効果の薬もあったのです。

初めて効果を感じた漢方薬を処方してくれた医師は、診察してもらってすぐに「この先生なら治してくれる！」と確信し、実際にすぐに効果が出たのでびっくりでした！

漢方薬は効果が出るまでに時間がかかると言われますが、私の場合はすぐに効果が現れて数か月後には薬を飲むこともなく過ごせるようになりました。

もちろんすべての人に漢方薬が有効と言うわけではないと思いますが、私にとっては驚くほど効果があったので悩んでいる人は一度試してみる価値はあると思いますよ。